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Khong Say Khong Ve. ベトナムの意味なし画像集

ベトナムご当地ファンタ「サシィ」

日本でもお馴染みファンタである。そしてベトナムには日本には無いファンタがある。「ファンタサシィ」である。

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ベトナム語で書くと「xá xị」とか「sá xị」とかである。スペルにゆらぎがあるのは日本語のカタカナ表記でゆらぎがあるのと似た感覚である。

味は、ドクターペッパーをさらにエグい感じにしたもので、薬草風味というか化学薬品チックなものになっている。香りはサロンパスである。 薄味大好きな日本人には絶対にウケない味である。

この「サシィ」が何かと調べると。漢字で書くと「沙士」英語だと「Sarsaparilla」で、独特のエグみと匂いはこの植物の根のエキス由来。 このサシィを飲み物に添加したものは結構メジャーで、ズバリ「sá xị」というジュースがあるし、東南アジアでは各国に同様のモノがある。 アメリカでも「ドクターペッパー」や「ルートビア」がこの「サシィ」系の飲み物として存在している。ルートビアのルートは根っこということか・・・

たぶんクセになる味というやつだ。

A&W ルートビア 355ML × 24缶

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ファンタはこのようにその国その地域、その時でしか売ってない限定バリエーションが結構ある。

知らなかったがファンタの発祥地はコカコーラのあるアメリカではなくドイツということ。 その理由も興味深く、アメリカとドイツが第二次大戦で敵国同士になったため、コカコーラ原液をドイツに輸入できなくなってしまったとのこと。 そこでコーラの代わりにコカコーラドイツ法人が独自に作った飲み物が「ファンタ」となったそうだ。

これはドイツ軍にも提供されて兵士たちも飲んでいたらしい。当然アメリカ軍兵士もコカコーラを飲んでいたであろう。

各国の法人が勝手に動いて、しかも敵同士を互いに支援するというコカコーラ社の歴史とデカさを感じるエピソードである。

ということで、「ファンタ」という飲み物は誕生の経緯からしてご当地限定性を帯びているのである。