ゾッキーとベトナム映画吹替事情
あまりテレビを見ないのだが、たまたまつけたら映画「ロッキー」をやってたので最後まで観てしまった。
日本の映画吹替に関してもう別の映画として楽しめるクオリティや文化になっている。
ではベトナムではどうなのだろうか?
ベトナムでも吹き替え版の映画は存在する。もちろん字幕も存在する。
劇場公開では日本レベルのクオリティで吹き替えられているわけだが、テレビでちらっとやるぐらいの場合はそのクオリティにならない場合が多い。 というか吹替というよりもこれは「同時通訳」に近い感じである、台本有り同時通訳(もしかしたら無いかもしれんが・・・)。
どういうものになるかと言うと
- 元のセリフが差し替えられて無くてそのまま流れている
- 男とか女とか敵味方、役柄、関係なしにほぼ一人で全部の役をやる
- 演技とか無く、結構説明的に棒読み
- 適当にストーリー展開上必要ないと思われるセリフを飛ばす
それでロッキーである。ロッキーなんて話が単純過ぎて言語による説明はほぼ不要な映画である。
そして最後はいつものノーガードで殴りあってグデグデになりながら「ロッキー」コールの嵐なのだが、あれなんか変・・・
スゴイ棒読みで・・・
「ゾッキー、ゾッキー、ゾッキー、ゾッキー」
「ゾッキー」?。
そもそも「ロッキー」コールは、別に通訳しなくてもわかるので、必要ないと思うんだが、棒読みで 「ゾッキーゾッキー」言っている。
ベトナムでは「ロッキー」が「ゾッキー」になってしまうようだ。
なんかいい。この棒読みの「ゾッキー」コール。
実は自分が好きなものの一つに X-GAME がある。正確に言うと NHK-BS とかでやっている X-GAME の実況と解説が好き。アレに近い。 これに関してはまた別の機会に。
「ゾッキーゾッキーゾッキーゾッキー」
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種明かしするとベトナム語では「Ro」綴りは「ゾ」と発音するのである。