ベトナムで餃子を作る娯楽
単純だが、餃子を家でみんなで作ったら楽しかった。
以前みんなで家で作った、たこ焼きも楽しかったのだが、餃子はそれ以上に自分の中で楽しかった。 ちなみにベトナムでは中国のように餃子を家族で作ってお祝いでみんなで食うみたいな習慣は無い。
まず皮から作ったのだ。ベトナムでは強力粉とか薄力粉とかそういう区別されて売っていない。困った。 大体薄力粉だと思われる。パン(Banh mi)用と書かれたものがおそらく強力粉なのでそれも買った。 思いっきり餃子の皮用と書かれた粉もあったが、内容成分を見ると米粉(bot gao)がかなり入っていたのでこれじゃないなと。
とにかく、適当に買った粉を適当にブレンドして適当にこねて適当に伸ばして、適当に作った餡を詰めて焼いたのだ。 一応 レシピ検索No.1/料理レシピ載せるなら クックパッド 的なモノもみつつやるが途中で失敗してあとはなし崩し。
20個分予定で200g の小麦粉を使ったんだから、1個 10g。よし。小分けして10個分ぐらい作ったところで、これ全部で30個ぐらい作れそうな量だなと。 そう、水を 120cc 加えたことを忘れているのだ。予定変更で30個でいいだろう。
デカめで、厚め、を目指してたのだが、どうにも小さめで薄めにならざるをえない。 でもなんとか餃子にはなった。
そして焼きだ。茹でるぐらな感じにお湯を注いで中まで火を通して、揚げるぐらいの油を注いで最後に皮をパリッと仕上げてみた。
失敗してからは全てにおいて適当。しかしこれが美味かった。
適当に作っても失敗しないのは楽しい料理の基本である。 カレーとかをみんなで作って楽しいのは失敗しないからである。
- 作者:パラダイス山元
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/12/22
- メディア: 文庫